2011/12/29 秦野峠~ブッツェ峠~丹沢湖 [練習日記]

激動の年となった2011年も仕事納めをして無事に連休を迎える事が出来ました。
そして連休初日、今年最後の自転車練習に出かけました。
行き先に選定したのは個人的に未訪の地であった「秦野峠」です。

秦野峠は丹沢山地の主脈よりも南西に位置していますが、地図で見る限りは
完全に山の中を抜けており、秘境の匂いがしまくり。

起点は秦野中央運動公園に設定し、国道246号から寄に向かって登り始めます。
11月後半から極端に練習量が減ってしまったこともあり、寄入口から住宅地を
抜ける直線的な8%勾配でもうよれよれ。

この県道710号は平坦や下り区間もありますが、基本的に上り基調で構成された
ルートですので、練習不足の身体で走ると結構キツイものがあります。
なんとか寄バス停前に到着し、これから向かう先を見上げます。

見るからに壁って感じで山が立ち塞がり、身震いする思いです。

ここから暫し走ると秦野峠林道に切り替わり、寄大橋から本格的な林道区間を
進むことになります。



暫くは所々勾配のきつい区間が現れて苦悶しますが、マイペースで登ります。
途中、一人のハイカーに出会った位で人の気配が全くない世界・・・。
風が止むと静寂に包まれることから、何とも言えない恐怖感に包まれます。

そんな感じて淡々と進むと視界が開けて来ました。


少し行くと谷を跨ぐような橋に差し掛かります。


それにしても凄いところに道を通したものです。

改めて丹沢山中に居ることを実感しました。

その後も10%前後の厳しい登りをクリアしていくと、ようやく「秦野峠」です。

日差しはありますが、風が強く寒いため早々に出発です。

見渡す限り山だらけ・・・

登山しているような錯覚すら覚えますね。

ここから「ブッツェ峠」までは一旦降って登り返しましたが、それらしい看板が
どれなのか分からず、峠を素通りしちゃった感じ。

そして丹沢湖に向かってひたすらダウンヒル。
しかし日陰は寒い・・・案の定、所々で路面凍結していました。
特にココは完全に凍りついていて、タイヤをロックして片足を着いた状態では
重力によって坂下にツーッと滑っていくほど。


振り返れば、そこは天然スケートリンク。


落石や落ち葉の吹き溜まりも多く、ダウンヒルを楽しめるような状況では
ありませんので、とにかく慎重に降りました。
途中、富士山も見えましたが旧世代の携帯カメラでは映りませんでした。


さらに下ると丹沢湖と富士山がセットで展望できる撮影スポットも。


で、ようやく丹沢湖に到着。

ここで2人組のローディと軽い情報交換。
その後は玄倉バス停の売店で暖かい缶コーヒーを補給食のどらやきと一緒に
流し込み、湖畔を周回して山北~松田~大井~篠窪ルートで起点に戻りました。

約2ヵ月ぶりのセミロング走は、かなり脚に来ます。
松田から大井に登る県道77号の神山神社下のヘアピン区間で右太腿内側を
盛大に攣りました・・・何とか左足で引き足を使って着地せずに凌ぎましたが、
久しぶりに自分の貧脚ぶりを実感した次第です。

走行距離:75.6km
総上昇量:1322m

3月に彩湖グリーンパークのTOKYOエンデューロに会社の同僚達と参加する
予定ですので、少しづつ練習量を増やしていきたいと思います。

自転車専用ブログを始めて一年、中身のない記事ばかりで恐縮ですが、
見てくださった全ての方に感謝申し上げます。

それでは、良いお年を。
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