2014/06/01 第11回 Mt.富士ヒルクライム [レース参戦記]

練習不足から大きく記録を後退させてしまった昨年の第10回大会から早一年…
今年もMt.富士ヒルクライムに参加してきました。


それにしても月日が経つのが早い。
昨年の大会では1時間27分台に沈みましたが、ろくに乗っていないから仕方ないと
自分に言い聞かせ、練習量を増やすことなく年を越しました。

ダメモード全開で2014年を迎えましたが、新年早々の高尾山安全祈願ツーリングで
貧脚ぶりを思いっきり実感、コレはイカンと危機感が芽生え、その後はなるべく週1回
自宅近郊のステージでコツコツ乗ってきました。

先月のスバルライン試走では、ギリギリながらブロンズを維持出来たことから、
自己ベスト更新は無理でも、せめて昨年の記録は上回れるかも…
そんなことを考えながら迎えた5/31(土)、僚機と合流して会場の「富士北麓公園」へ。

今年はホントいい感じで晴れましたね。

各ブースを覗いてまわると少しばかりの物欲にも襲われましたが、
CCDドリンクを購入した後、さっさと受付を済ませて急ぎ会場を後にしました。


何故かといいますと、河口湖で釣りをしたかったからです。

一年ぶりのバスフィッシングはやっぱり楽しいものです。
これくらいの魚を水揚げしたのも超久々かもしれません。

私に良いサイズを釣られて動揺していた僚機も、その後トップウォータープラグで
良型を釣り上げてご満悦な様子でした。

宿に戻って夕飯をたらふく食べ、温泉を堪能してさっさと就寝。

そして6/1(日) 3:00起床…凄まじい眠気の中、宿から河口湖を望む。

水面の波紋を見たら、また釣りしたくなってきました。

今年はクルマで先に荷物を預けにいきましたので、再び宿に戻って5時半頃まで
まったりし、ゆとりを持って宿を出発することが出来ました。

指定駐車場は富士北麓駐車場でした。
ココは路面も良くトイレも綺麗、スタート会場までの区間もウォーミングアップに
丁度良いこともあり、個人的にはベターな駐車場です。

計測チップも付けて準備万全。

ちなみに僚機はくぬぎ平スポーツ公園でしたが、路面が悪くダメだったとか。

そして会場には6時半ころ到着。

もう沢山の選手で溢れていました。

私は第5ウェーブの出走でしたが、待機場所が競技場の外側でしたので、
日陰になっており微妙に寒い…。


仕方ないので、自転車を置いて競技場の方に戻って待機することに。


僚機に連絡すると、「面倒だから待機場所にいる」との返事でしたので、
開会式や第1ウェーブの出走などを見送って時間を潰しました。



ついでに自身の軽量化を済ませていると、第5ウェーブの出走が迫ってきました。

霊峰富士が眼前に聳え立つ…いざ出陣。

スタートしてから1合目までは、とにかく無理せずマイペースを心がけました。
1時間28分用のラップ表を見ると1合目通過時点で約1分間の貯金がありましたので、
脚に余裕はなかったものの徐々にペースアップを図りました。
2合目を通過するあたりが最も辛く感じましたが、GARMINを見ると常にラップ表を
上回るペースをキープしており、なるべく速い人について行くことを心がけました。

そうこうするうちに3合目を通過。
しかし、この頃から疲労が溜まってきた貧脚の右脹脛がピクピクし始め、
庇うと左ハムストリングスが攣りそうになるパターンに陥ってしまい、
ペースダウンして回復モードで淡々と耐えながら走りました。

少し脚が落ち着き始めると、ちょうど4合目を通過。
それでもタイムはラップ表よりも貯金が少しずつ増えていることを確認し、
頑張れそうな気力が沸いてきました。

そして鬼門の山岳スプリット区間に突入。
我が貧脚の様子は疲労で余裕がないのは相変わらずですが、
中盤の攣りそうな感じはありませんでしたので、「ここからもがけ!」の看板を見て
やる気のスイッチが入り、踏んで加速してしまいました。

途中まではイイ感じで登れていましたが、やっぱり無理が祟って両足が苦しく
なってきたため、スプリット区間の終了間際にある「あと100m、己に勝て!」の
看板のあたりで力を緩めた瞬間、あっけなく右脹脛を攣ってしまいました。

痛みに耐えながら慌てて左足で回すペダリングに移行したところ、
左ハムトリングスも連鎖して攣ってしまう最悪のパターンに陥った私。
先ほどまでとは一転、前に進むのに精一杯な状況でだらしなくもがいてしまいました。

このもったいない状況でどのくらいタイムを失ったか分かりませんが、
周りがペースアップするのを見て、緩斜面区間に入ったことを我に返って悟り、
回復しきっていない脚に最後のムチをくれてアウターにギヤチェンジ。
MAXでも30km/h台後半でしたが、気力を振り絞って回しました。

最後の登りで失速しましたが、再び攣りそうな両脚でラストスパート。


苦悶の表情でペダルを踏みまくる私。

そして…

カッコ悪くゴール。


いやーキツかったです。


公式記録 1時間21分15秒
年代別順位 160位/1151人
総合順位   685位/5592人

僅かながら、2012年の自己ベストを更新することが出来ました。

4月以降の北鎌倉近郊の激坂訪問や直近の湘南国際村等のプチ練習が
効果的だったのかも知れませんが、終盤に脚を攣ってしまったことから、
練習量は足りてなく筋持久力がついて来ていないことは明白ですので、
これからの練習の課題が見えてきた気がします。

雄大な富士山頂も全参加者の頑張りを労ってくれましたね。


案内に従って荷物置き場に向かってみると、荷物は大会スタッフがある程度
ゼッケン順に並べて下さっていましたので、あっさり見つけられました。

日向は結構暑いですが、空気が乾燥しているためか、汗はすぐに乾きます。
汗だくのヘルメットのパッドも少し干しておいたらカラカラになるほど。 

寒くは無かったですが、いちおうウインドブレーカーと参加賞のベストを着込み、
まだ空いている「あまの屋」に並び、奥様へのお土産としてメロンパンを2個購入。

10数分後、様子を見たら店外までメロンパン行列していました…。

少しすると僚機もゴールして来ましたので無事に合流。

電話なぞして、相変わらず余裕じゃないですか。

僚機いわく「いつも通りのタイムだよ」との事でしたが、齢を重ねてもそれなりの
タイムで走れる元気をお互いキープしたいものですね。

少し休憩してから下山を開始。


しかし、1合目のあたりで前傾姿勢でダウンヒル中、ドイターのケータイポケットから
携帯電話がスルリと落下するトラブルが発生。

すぐ気が付いたものの、結構な速度+後続も複数名いましたので、
徐々に減速して左端に退避し、車列が途切れたことを確認してからUターン。
数百mほど登り返したあたりで路面に転がる携帯電話を発見。
しかしタイミング悪く集団が降りてきてしまい、タイヤに弾かれる&踏まれる等の
ダメージを多数くらい、回収した時には既に事切れておりました…。

お陰さまで、はぐれた僚機とも連絡が取れず、流れ解散になってしまいましたが、
我が携帯電話を踏んで転倒される参加者が居なかったことは不幸中の幸い。

そんなオチもありましたが、無事に第11回Mt.富士ヒルクライムを終えた次第です。

参加された全ての皆様、お疲れ様でした。















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コメント 2

ナギ

富士ヒルお疲れ様でした。
最後は連絡とれず心配しましたが、グッドコンディションで、楽しめましたね。
超久々のバスも釣れて良かったヨカッタ!
のんびりとロングライドでも楽しみたいですが梅雨入りしちゃいましたね。
また宜しくです!
by ナギ (2014-06-06 23:08) 

喫茶こじろう

最高の天気に恵まれましたね。
釣りも楽しめて良いリフレッシュになりました。
下山後はご心配をおかけしましたが、携帯は買い換えて通信手段は復活しましたよ。
雨ばっかりですが、またコツコツと乗っていきましょう!
by 喫茶こじろう (2014-06-07 11:59) 

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